キャリアの選択

キャリアが見えない。

会社を去る者と話していると、必ずと言っていいほど出てくる言葉だ。

今更かもしれないが、キャリアには2種類の考え方がある。

一つは、今までの仕事の連続を意味する言葉。転職の面接で話すこと。キャリアの客観的側面とも言う。

もう一つは、職業人としてのアイデンティティ。何がしたいかということ。キャリアが見えないのは、こっちの使い方。
キャリアの主観的側面という。

とみた時に、見えないときは、内省が足りないのでは?と単純に思ってしまう。

偶然が支配する要素も多かったり、節目で振り返る理論もある。
確かに前例や安定がないと不安に感じるが、差別化が重要な昨今。自己マスタリー的な。まさに何を重要な価値と置き、何をしたいかを考えて、選択しながらも、流される。

人生なんてそんなものだと割り切る事も大切かなと、最近は思っている。

ただし、結局自分で選べる力をつけないと、人に迎合するハメになる。それだけはやだなと思っている。
プライドとかというより、正しいと思ったこと。悪いことをハッキリ、誰にでも言いたい。

だから貢献しつつも、自分を鍛える。
単にそれだけかなと、最近は思っている。